先日おしらせしましたが、昨今の新型コロナウィルス対策で社員の感染リスクを避けるため当事務所でも先日からテレワークを実施しています。

写真はテレワーク中の社員の計算プログラムと図面をチェックしているところです。
世の中便利になったもので、テレワーク中の社員とインターネット上で同じデータをリアルタイムで共有し、さっきまで社員が作業していた構造計算プログラムをこちらで開いて入力や計算結果を確認、図面はPDF出力したものを下のタブレットで確認して指摘・修正事項をタッチペンでメモ書き。修正事項は特に操作しなくてもテレワーク中の社員も見ることが出来ます。
また、直接話す必要が出たらWeb会議ソフトを使ってパソコン画面を共有しながら会話も出来ます。

IT企業のたゆまぬ努力のお陰か、これらの環境が零細の個人事務所でもそろえられるのがありがたいです。

 

設計事務所でテレワークするときに問題になるのが図面印刷をどうするか?です。知り合いの設計事務所でテレワークする社員全員にA3インクジェット複合機を支給する豪快なところもあるのですが、当事務所はタブレットを支給して図面を閲覧することで対応しています。パソコン画面よりは小さいのですが、手元で図面を見れるのは思いの外便利です。また、社内や先方とのやりとりに図面に様々な手書きの書き込みをしたいものですが、タッチペンの性能が上がったお陰で手書きとほとんど同じ感覚で書き込みが出来ます(上の写真)。

紙で印刷する必要が段々なくなってきますね。欲を言えばA3サイズのタブレットが欲しいところ。A3サイズ≒21インチのタブレットなら紙の印刷をかなりカバーできるので本格的にペーパーレスを進められそうです。スマホにある折りたたみ式とすれば嵩張らないので尚よし。いつかどこかのメーカーが出してくれないかと期待します。