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これで確定? 四号特例縮小後の壁量計算など

 四号建築の壁量計算図表などの検討書や構造図面の省略が廃止され、壁量計算方法なども大幅に変更される2005年4月施行の四号特例縮小/廃止が間近に迫っています。いよいよこれで確定かという情報がまとまってきたのでわかりやすく […]

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制振ダンパーの性能を明示するマニュアルが発行

制振ダンパーの問題点  以前から戸建て住宅向けの制振ダンパーが各メーカーから販売されており、中に必須というメーカーさんもいます。 しかし、これらはどれも「地震の揺れを少なくしますよ」というイメージ先行で、実際の建物にダン […]

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四号特例縮小に伴う新しい必要壁量の情報

※四号特例縮小の必要壁量等についてはこの記事を執筆後大幅に変更されています。2024年11月現在の情報を新しいコラム(クリックで移動)で紹介していますので、こちらを参照ください。 2022年6月17日に成立した四号特例縮 […]

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四号特例縮小法案が衆議院を通過

木造住宅の安全性について問題になっていた四号特例を縮小する法案が脱炭素関連の法案とともに2022年4月22日に提出され同5月24日衆議院で可決されました。参議院での審議を経て今年度の通常国会で成立する見通しです。四号特例 […]

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四号特例いよいよ廃止!?

四号特例は廃止されるのか? 先日国土交通省で以下のパブリックコメントがありました https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDET […]

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国産杉材は梁材として利用できるか?

今回はよく相談をいただく国産杉材を梁に使って欲しいが、やはり難しいのか?について少し述べたいと思います。 杉は梁には使えないのは少し前の話 よく杉は他の木材に比べ曲げに弱くヤング係数が小さいので使えないと云われていました […]

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木造防耐火に関する2019年6月改正建築基準法の目玉は?

2019年6月に改正された建築基準法にて木造の防耐火関係が大幅に改正されたので、概要を簡単に解説します。 改正の大きな柱 主な改正内容は以下の通りです。 耐火建築が必要になる高さの緩和 準防火地域に於ける建蔽率の緩和 4 […]

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プレカットCADは3Dデータを読めない?

i-木構では大規模木造のトラスや方杖などの仕口継ぎ手の形状の検討と図面作成、プレカット工場との連携を円滑にするために昨年から汎用3DCADのCADPACを導入していますが、先日腑に落ちない事がありました。 CAD/CAM […]

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長期優良住宅の基礎計算シート

木造2階建ての耐震性について過去の記事でも問題提起していますが、一方で長期優良住宅等に対応するため耐震等級2~3を標準化している、これから取り組む住宅メーカーやビルダー、工務店も増えてきています。 耐震等級2以上をとるに […]

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4号特例見直しはあるか?

先日の日経アーキテクチュアの記事に4号特例見直しについての記事が出ていました。 http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/atcl/bldnews/15/041301310/ ※有料コンテンツとなって […]

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垂木の詳細計算

今回はちょっと専門的な話をします。 木を積極的にあらわしで見せる技巧の一つに上の様なラフタートラス架構をやることがあります。ラフタートラスは屋根を支える程度であれば455mmピッチでスパン10m弱まで普通に架けられるので […]

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木造は構造設計しない前提?

先日依頼を受けた木造2階建ての物件で既製品バルコニーを使う計画がありました。 既製品ということで施工の納まりと構造計算に必要な製品の重量・取付部に要求される強度を調べたのですが、メーカーの技術情報を見ても重量・必要強度が […]

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木造トラスは国産材がいい?

木造トラスは美しく見せたい 徐々に出はありますが中大規模木造が認知され物件も増えて来ました。中大規模木造では8~10mスパンの無柱空間が必須となる例が多く木造トラスなどで解決しますが、木造トラスはできれば内部空間の一部と […]

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木造建築 相見積を取ると高く付く!?

一般に建築物は意匠設計→構造設計→確認申請→申請の降りた図面で工事の相見積→着工という流れで建設コストを落とす上で相見積は重要な要素であります。 しかし中・大規模木造やスキップフロアや勾配天井、大きな吹抜空間等の技巧を凝 […]

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大規模木造はコストがかかる? いいえ、むしろ鉄骨より安くなります。

「公共建築物木材利用促進法」が2010年10月1日施行されてから3年半が経ち、大規模木造(延床500㎡超)や中規模木造(延床500㎡未満の非住宅)がだいぶ認知される様になってきました。 しかし、多くの設計者の間で「500 […]

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木造がらみの混構造をルート1で申請する(改訂版)

※本コラムは2014年3月にアップした旧称「木造がらみの混構造は適判無しで確認申請下ろせます」を加筆訂正したものです。 当事務所のHPでも比較的よく閲覧していただいています木造がらみの混構造のコラムですが、初出から8年近 […]

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木造3階建て耐震等級3の構造計算

時々この依頼を受けるのですが、正直かなり難しいです。 耐震等級3は建築基準法の1.5倍の耐震性が要求されますが構造計算するだけなら=構造のために高価な大臣認定品の耐力壁を使い、耐力壁スペースを確保するために窓を小さくor […]

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木造2階建て住宅は構造計算されていない!?

震災の度に住宅の倒壊が報道されますが、四号建築と呼ばれる木造2階建て住宅などの建物は建築確認申請で構造計算が義務づけられておらず、現実に構造計算されていないという実態は、建築業界では常識である一方で一般消費者の人々にはほ […]

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木造の梁架けと梁伏図

構造設計事務所のなかには「梁伏図などの構造図面は描かずに略伏図のみにして構造計算料をお安くしますよ」や「予め梁架けをやってくれればお安くしますよ」というところもありますが、i-木構は基本的に梁架け自社で行い構造計算と図面 […]

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コストダウンの余地がねむっている? 宅地造成の話

本来土木の話ですが、木造に限らず住宅や建物と密接に関わる話でもあります。 宅地造成の計画と工事費 一般に開発許可申請や宅地造成規制法にともなう宅地開発や宅地造成の計画や申請は一般に測量士、土地家屋調査士、行政書士を兼任す […]

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構造設計は誰がやっても同じ?

よく「建築の構造計算はだれがやっても同じ結果のはずだ」という意見が あります。 これについては多くの構造設計者と同じ反論をさせていただきます。 構造設計は設計者によって結果(出来上がる計算書や図面)は変わります。 なぜ違 […]

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確認申請の質疑は少なく

お恥ずかしい話ですが、私も設計事務所に入ったばかりの駆け出しの頃は締め切り間際に構造計算書と図面の形を作って納品し、間違いや粗は確認申請時に出る質疑で対応すればいいやという発想で仕事をしていました。 当然ながらそんな事を […]

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長期優良住宅とコスト

最近は長期優良住宅もだいぶ増えてきました。自社の商品力アップのために長期優良住宅を検討している住宅会社さんも多いかと思います。ここで気になるのは長期優良住宅で要求される耐震等級2にすると施工コストがどれくらい上がるか?か […]

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木造建物の構造設計

私は元々は鉄骨造や鉄筋コンクリート造の建物の構造設計をしていたのですが、所属していた構造設計事務所に木造3階建て規格住宅の仕事が舞い込んで来た際、先輩社員から「お前がやれ」と指名されたのが木造との出会いでした。当時鉄骨や […]

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過剰?適正?地盤調査と地盤改良の話

多くの住宅会社では住宅瑕疵担保履行法に基づく保険の他に地盤に保証をつけているかと思います。しかし、この地盤保証が悩みの種になっている住宅会社さんも多いのでは無いでしょうか? 地盤保証の現実 どこの地盤保証会社も「保証料が […]

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