大規模木造の計算書

本日平屋の900㎡の老人リハビリ施設の確認申請の訂正作業に行ってきました。

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平屋とはいえスパン上図の様な9.1mのトラス三種+傾斜地のため床と屋根の段差&人工地盤と特殊な要素が多かったため大作業となりました。

 

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構造計算書と構造図だけでこの分量です。

 

今回特殊な要素が多かったのもありますが、大規模木造は鉄骨造や鉄筋コンクリート造と比較して部材の要素数が多いため面積に比例して構造設計の手間も計算書の厚みも多くなりがちです。
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図面などもこの密度です!
一般的な木造の伏図の書き方だと1/80より縮尺を小さくすると図面の読み取りが困難になってきます。このため図面をA1としてもフロアの面積が1,000㎡を超えると伏図を1枚に納めるのが難しくなってきます。

また、確認検査機関の担当者にうかがったところ、構造審査する方も木造は同じ面積の鉄骨造や鉄筋コンクリート造に比べて倍以上手間がかかるとの事。おつかれさまです。

 

住宅向けの規格木材を使い、住宅向けのプレカット加工機で加工できる様にして大規模木造を低コストに構造設計する以上仕方の無いことなのですが、大規模木造に変な限界を作ってしまいそうなので図面の描き方や構造計算の進め方は考えないといけませんね。

 


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