先日紹介した18.2mスパンの木造トラス建物の建方に立ち合ってきました。

18mあまりあると結構迫力があります。

木造トラスはこの様に加工された部材単位で運ばれてきます。スパンは18.2mありますが、部材は住宅向けとあまり変わりません。i-木構のこだわりとして接合部には金物は極力使わず木組みとボルト留めで設計しています。今回はヤング係数の高い木材が必要だったため、ベイマツ集成材を中心に使用しています。

パーツが地上で地組された状態です。部材は人力でも運べる重さですが、組立はクレーンも使いながら行われます。

クレーンで立て起こします。このトラスフレームの重量は約1.8tあります。ちょっと重いですが、金物の使用を押さえる事で重くなりすぎない様にしています。

所定の位置に設置して桁を掛けて安定させます。

当日は風が強く職人さん達も大変でしたが、それでも手際よく作業を進めていっていただきました。スポーツ施設なのでスパンのさることながら屋根の位置も高めです。

 


立て起こしの動画もご覧ください。

 


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