大規模木造 ぎふ村健康増進施設見学会が開催されました

先日告知した大規模木造 ぎふ村健康増進施設の見学会は2016年5月12日に無事終えることができました。

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おかげさまで天候にも恵まれました。

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先ずは玄関を入って直ぐのホールで意匠設計のSAN設計室様と弊事務所から概要を説明させていただきました。
中央の独特な形状のトラスに見学者の皆さんん興味津々です。

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続いて施設内を自由見学していただきました。写真は9.1m×18.2mのリハビリルームです。
この建物は高齢の方が要介護にならないように/要介護者がこれ以上悪くならない様にする所謂「予防介護」の施設のため置かれている機器もフィットネスクラブの様です。

 

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中央の多目的ホールの写真です。中央のシザートラス風の木造トラスとステンドグラスの組み合わせはまるで教会の様です。
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また、お施主様や施設の職員の皆さんは中央の真束が「本来床まであるべき柱が途中で切れて宙に浮いている様で不思議な空間」という感想をいただいています。

 

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こちらは研修室(上)とデイサービスルーム(下)の片流れ9.1mスパンの片流れトラス空間。準耐火建築ですが、外壁を1時間耐火とすることで燃えしろ設計を不要にする所謂ロ準耐を採用しているのでトラス材をスマートにできました。

ここで燃えしろ計算有り無しでどれくらい変わるか比較してみます。
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左が8.6mスパンの燃えしろ有りトラス、右が9.1mスパンの燃えしろ無しトラスです。

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先ほどのリハビリルーム。トラスの接合部は全て加工しやすい仕口と引きボルトにして地元のプレカット工場と大工さんの手刻みで無理なく加工できる様にしています。また、金物もビスも見えない様に工夫しています。

 

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敷地が傾斜しているのでつづら折れのスロープを設けています。間の格子壁は告示の耐力壁になっています。

 

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歩行訓練も行う温水プールです。7.2mスパンを桧の丸太で飛ばしています。湯気による金物の結露→金物周辺の木材の腐朽を防ぐため、接合部は込み栓を使ったり、どうしても必要な箇所は断熱材で結露防止をしています。

 

以上、見学会の開催を快諾していただいたNPOぎふ村様に心より感謝いたします。

 


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