2014/11/20 日経アーキテクチュアより

木造2時間耐火認定取得で「地方創生の一翼を」

http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20141119/684049/?P=1

リンク先より:
木材メーカーのシェルター(山形市)は11月19日、木造の耐火構造部材で2時間耐火の国土交通大臣認定を取得したと発表した。認定は柱と梁については11月13日付で取得済み。内壁についても11月末に取得予定だ。

 

今まで木造耐火といえば、木住協や2x4協会の大臣認定と先日告示化された壁ですが、これらはどれも1時間耐火で最上階から4層までしか使えませんでした。これが2時間耐火となると理論上、上層から14階分まで木造化できる事になります(木造で14機階は強度的に困難ですが)。コスト・調達・設計施工の手間など問題もあるかと思いますが、これまで全く不可能だっ事が可能になる意義は大きいと思います。

 

それにしても、昨年2013年では木造2時間耐火はまだ実験室止まりと言われていたのを考えると、予想以上に木造の技術開発が進んでいる様ですね。