木造3階建て耐震等級3の構造計算

時々この依頼を受けるのですが、正直かなり難しいです。

耐震等級3は建築基準法の1.5倍の耐震性が要求されますが構造計算するだけなら=構造のために高価な大臣認定品の耐力壁を使い、耐力壁スペースを確保するために窓を小さくor無くしてもらい、施工性を無視して大量のホールダウン金物を使い、コストを無視して基礎にD19やD22の鉄筋を多用すればさして難しくは無いです。

しかし、私のポリシーとして耐震等級3という性能のためにお施主さんに使い勝手が悪いのを我慢してもらい、住宅会社さんに高コストを我慢してもらい、現場の職人さんに困難な施工を要求するのはやりたくないと考えています。

私はどんなにコスト要求があっても法令違反や安全性が損なわれる事は絶対に受けないスタンスを取っていますが、その代わり自分が楽するためのコストアップもやらないことにしています。

梁の架け方は極力シンプルにして1日で建て方が終わるように、材積も大きくならないように、耐力壁は筋かいや構造用合板などの一般的なもので納まるように、金物は施工しやすい位置で多くならないように、柱も隅と通し以外は極力105角で納まるように、ダクトや設備配管のスペースもきちんと確保できるように、基礎も掘り下げを少なく鉄筋もD16以下で納まるようにetc.・・・構造計算する度に苦労するのですが、うまく構造計画をまとめられて、構造計算書と構造図を仕上げられた時はうれしくもあります。

木造3階建て耐震等級3を取りたいときに必要な事

ずばり構造設計者への事前相談です。

私は意匠屋さんにプランがある程度固まったところで相談に来てもらえるようにお願いしています。私でも図面まで出来上がった建物を一切変更しないで構造計算をまとめることは困難で、この段階での変更となると私も意匠屋さんも大きな手戻りが発生してしまいます。一方プラン段階であれば、コンセプト・デザイン・導線計画etc.を把握しつつそれらを損なわないように耐力壁のスペース等を確保しておけるので、構造計算にかかった後の変更は無しかあっても最小限で済みます。
また時には私の方から「こんな事もできますよ」という提案も可能です。

 


コスト・施工性・強度のバランスの取れた木造3階建て耐震等級3の構造設計・構造計算を承ります。
 プレカット図不要、平面図・立面図・仕上げ表のCADデータをいただければ計算書・金物配置図・梁伏図・基礎伏図・基礎断面図一式を一週間程度でお届け。 ~150㎡で ~¥280,000-
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