本日は先日紹介した山形県で建設中の樹状トラスの木造保育園の建方検査に来ています。

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入り口付近の回廊、見えるのは全て地元の杉製材

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玄関を入ったホールにある樹状トラス

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建物奧の9.1mスパンの遊戯室。木の枝の様に伸びるトラスが特徴です。
上の写真の大きな梁は大断面集成材を用いていますが、それ以外はほとんどが地元山形の山からの杉の製材です。12920318_760719380730378_7229868754962082072_n
その杉製材も
冬の間に切り出して春に一ヶ月ほど自然乾燥させたあと中温乾燥と丁寧に作られた製材なので非常に美しいです。高温で強引に乾燥させた製材では乾燥焼けで黒ずんでしまってこうはいきません。木材をあらわしで使いたい場合、設計者は乾燥の監理にも気を遣うのが重要なのを再認識しました。

 


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