アーキトレンドZで仮定断面

延べ床1200㎡の中大規模木造の仮定断面を算出する事になりました。ただ、木造の場合、鉄骨やRCと比べ部材数が非常に多いため仮定断面を検討するにも手間が半端なくかかります。

今回、先方が平面立面等の意匠図をアーキトレンドZのデーターで提供してもらえたので、試しに役に立たないと言われている「床伏図」の自動立ち上げ機能を使ってみることにしました。

相変わらず、梁の架け方は支点の無い梁が生成される・梁が重複して入力されてしまう等無茶苦茶でしたが、これをベースに梁を支点に架かるように直し、重複データを消して重要な部分のみ梁をかけ直してから、「木造構造計算」を起動、自動立ち上げをすると、意匠図データから壁や床を拾ってきて、柱梁の床小屋伏図から読み込み、類似の物件の荷重を仮に入れる事で比較的スピーディーにスパンの飛んでいる箇所の柱梁仮定断面と大まかな必要壁量が算出できました。ここまでで所要時間はほぼ一日、お手軽とはいえませんでしたがマトモに手作業でやると梁架けだけで2,3日はかかりそうな規模の建物の仮定断面を1人工でできるなら悪くないかなと思いました。柱がほぼ全自動で配置してくれるのはかなり楽です。

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_             一通り仮定断面ができた状態。

 

福井コンピュータさんには「床伏図」の自動立ち上げ機能を仮定断面用として洗練してもらえると、中大規模木造の設計がかなり効率的にできるようになるので、是非改良してもらいたいものです。梁架けの自動化は技術的に困難を伴うでしょうが、目標を仮定断面等の概算用とすればハードルも低くなるのでは?

あと、この規模になると自動立ち上げやデータ連動が10分以上かかりフリーズしてしまったのか?と不安になります。この辺ももう少し改善してもらえるとうれしいですね。

 

※「床伏図」「木造構造計算」自動立ち上げ機能を利用するにはアーキトレンドZで意匠図データが作成されている必要があります。

 


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