お恥ずかしい話ですが、私も設計事務所に入ったばかりの駆け出しの頃は締め切り間際に構造計算書と図面の形を作って納品し、間違いや粗は確認申請時に出る質疑で対応すればいいやという発想で仕事をしていました。
当然ながらそんな事をしていれば、納品したあとに確認申請の審査機関から山ほど質疑が出てきてその対応と次の仕事とが重なって往生し、次の仕事も・・・という悪循環に陥ってしまいます。また、工事が始まってから不具合が見つかり対応にあたふたすることもありました。
これではまずいと、構造計算と図面作成の作業をしながら自己チェックや意匠図との照合をする習慣をつけ精度を上げて、審査がなくても間違いのない確実な計算書と図面を上げることを目標にしました。さすがに中大規模木造の物件で皆無とはいきませんが、住宅程度であれば確認申請や長期優良住宅の審査機関からの質疑が来ても一日で対処できる程度には少なくでき、結果的に自分の仕事が楽になる上お客様にも早く確認申請を降ろして満足していただけるようになりました。おかげさまでよく申請に出す審査機関では質疑がゼロという事もあります。
質疑が少ない/無いと本当に審査されているのか心配になるのですが、時々横着して細かい計算を省略したりするとしっかり追加説明を求められるので、ちゃんとみてはもらえているようです。
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